よくある質問

Q1.読みたい本はどうやって探せばいいの?

A.読みたい本のタイトルが一部でもわかっている場合は、パソコンやケータイから蔵書検索をして、タイトル(書名)と請求記号をメモして書架をさがしてください(資料データ詳細画面の配架場所コードに、「新書コーナー」や「資格・就職参考書」等の特別なコーナー名が書かれている場合はそのコーナーを探しましょう)。書架では、本の背に貼られたラベルの請求記号順(左から右、上から下)に並んでいます。また、本のタイトルがわからない場合でも、調べたい事や、読みたい事のキーワードで蔵書検索してみて、良さそうな本があったら、タイトル(書名)と請求記号をメモして該当の書架へ行き、そのあたりの本を探してみる方法もあります。読んでみたい分野の書架を探しにブラリと行ってみるのもいいかもしれません、時間があればゆっくり館内を回ってみてください。

Q2.請求記号って、何ですか?

 A.請求記号は、本を分類整理するための記号です。本学では全国の図書館で最も使われるNDC(日本十進分類法)の体系に従って請求記号を決めており、1冊ごとに本の背ラベルに表示されています。分野を表す3桁の数字を基本として、さらに1桁以上の数字がピリオドで区切って付けられているものがあり、数字の後にはアルファベットの文字が付加されています(例:547.56 A)。同じ請求記号を持つ本はたくさんあるので、請求記号だけで本を探すことはできません。本のタイトル(書名)と請求記号を控えて、該当する書架のところへ行き、まず、その請求記号がある位置を探します。その請求記号を見つけたら同じ請求記号の本が並んでいるので、今度は本のタイトルで探しましょう。なお、R547などと英字で始まる請求記号は、一般の書架と違う特別なコーナーに本があることを示しています(R:参考図書、O:奥野文庫、E:大型図書、K:郷土資料、M:地図など)。

Q3.パソコンの本はどこにありますか?

A.請求記号007(情報科学)や547(情報工学)の本が並んでいる書架に多くあります。内容によっては、他の請求記号が付いている場合もあるので、Q1に従って探してみてください。

Q4.同じ分野の本なのに、1か所にないのはどうして?

A.請求記号(Q2参照)の体系上、同じような分類でも細分化されていたり、いくつかの分野にまたがる場合があり、内容に応じて分類されるため、必ずしも1か所にかたまっていません。例えば、インターネットに関連する本は、007(情報科学)や547(情報工学)が代表的な分類ですが、通信工学や通信業(産業)等いろんな分類が考えられます。パソコン等の蔵書検索を上手に使って、見落とさないようにしましょう。

Q5.学科に関連する本はどこにありますか?

A.一言では表わせませんが、代表的な請求記号で、共通的な科目なら、パソコン関係は007(情報科学)、547(情報工学)、日本語、英語、外国語などの語学関係は8XX(言語学)、文学関係は9XX、教職課程は37X(教育学)、司書課程・学芸員課程は0XX(総記)等に多くあります。専門分野では、心理学、哲学、道徳等は1XX、歴史関係は2XX、奥野文庫、及び郷土資料(歴史以外を含む石川県、金沢市関係の本)等にあります。また、経済、経営、会計、事務管理、秘書学等は3XX、商業、運輸業や園芸を含む農林水産業などの産業関係は6XXに主にあります。美術関係やデザイン、及びスポーツの他、茶道などの芸能・娯楽等は7XXに分類されています。健康や栄養、食品に関する本は498を中心に4XX(医学)の書架に多くあり、また、料理、食品、衣服、住居などは59X(家政学)に分類されています。書架は、3XX、4XX、8XX、9XXは1階、0XX、1XX、2XX、5XX、6XX、7XXと洋書は2階に配置されていますが、詳細はフロアマップを見てください。授業の参考図書に指定されている本は、1階正面の(新しく入ったばかりの図書を集めた)新着図書コーナーの裏面にあります。また、共通的に利用する辞書、事典、白書、年鑑などはR参考図書(館内利用のみ)と呼ばれ、1階前面にまとめて置いてあります。他に、雑誌コーナーが1階と2階にそれぞれあります。公務員試験や教員採用試験対策の雑誌などもあり、雑誌の性質上、時期に応じた特集がたくさん載るので活用してください。就職や資格試験、検定の対策本は、1階資格・就職参考書コーナーにあります。

Q6.使った本はどこへ返すの?

A.借りた図書は、カウンターで返却手続きをしてください。時間外なら、図書館前の返 却ポストに入れることもできます。館内で使った本は、請求記号に従って所定の位置に戻してください、わからない場合は、カウンターに相談するか、館内に置いてある返却用コンテナに置いてください。

Q7.就職や資格、検定試験に関係する本はありますか?

A.1階の資格・就職参考書コーナーにまとめて置いてあります。雑誌コーナーにも、教員、図書館司書、栄養士、税理士、会計士を目指す人に参考になる雑誌がありますが、教員採用試験や公務員試験対策の雑誌や、TOEIC等で英語力をつけたい人に参考になる雑誌等もあり、それぞれの試験時期になると、直前対策等その時々に応じた特集があるので、定期的に雑誌コーナーをのぞいてみることをお奨めします。

Q8.借りた本の返却期限までに読み終わらなかった時、延長できますか?

A.返却期限までに一度返却手続きをしてください。その時に、他の人からの予約が無ければ、継続して借りることができます。

Q9.ある事柄に関連する記事や論文を探したい。何かいい方法はありませんか?

A.インターネットで情報を検索することができますが、より信頼性のある情報を知りたい場合、新聞や雑誌の記事を検索したり、国内の学術論文を検索する方法があります。本学では、いくつかのデータベースを契約しており、学内から使うことができます。

Q10.本学に所蔵していない本に掲載された論文を入手することはできますか?

A.他の図書館に所蔵されていれば、本学図書館から依頼して、有料で論文のコピーを取り寄せることができます。有料なので、間違いのない手続きをするために、その論文が掲載されている本の書名、著者名、出版元、出版年月、巻号、ISBNかISSN、掲載されている頁(開始と終了、ページ数)、論文タイトル、書誌番号などの正確な情報が必要です。カウンターに相談してください。

Q11.本の所蔵希望を出すことはできますか?

A.入口のところに、希望図書を受け付ける箱が置いてあります。備え付けの用紙を記入して入れてください。ただし、状況によっては希望に添えないことがあります。

Q12.館内コピー機は、注意書きが色々ありますが、自由に使えないんですか?

A.本や雑誌等、図書館の資料は著作権法による保護の対象になっています。このため、図書館では規定された条件に従ってコピーしなければなりません。館内のコピー機は、このような条件のもとで、所蔵資料をコピーするために設置されており、個人のノート等の持込資料をコピーすることは認められません。館内のコピー機を利用する時は、所定の用紙を記入・提出する等、ルールを守って使用してください。詳しく知りたい場合は、国立国会図書館のサイトにある「大学図書館における著作権問題Q&A」等を参照してください。